n-163のブログ

フィクションです

持続可能な人生の開発

新年なので昨年の振り返りと今年の抱負を考えてみる。

2021年は休息の一年

1月に休職してからとにかく休息をとった1年間だった。学生の時から習い事や部活やバイトで忙しい外向きの生活をしていて、仕事を始めてからも出張・残業も多かったから、こんなに予定がなくてやることがなくて家の中で過ごす日々は物心ついてから初めての経験だったように思う。

上半期はとにかく体調を整えるためにひたすら寝て、少し活動したら疲れて寝ての繰り返し。文字通り「休んで」いた。

下半期も基本はのんびり何もしなかったけど、本を読んだり、映画や演劇をみたり、友達にあったり、夫の出張先に遊びに行って少し旅行気分を味わったり楽しむ余裕ができてきた。また、少しずつ先のことが考えられるようになってきて、自分はどんな人間なのか、どんな人生を送りたいのか、なんとなく考え始められるようになった。楽しいことも悲しいこともあって、家族や友人の大切さ、芸術がもたらすパワーを実感した。

2022年は持続可能な人生の設計

まずは健康

1年前に比べたら体調はかなり良くなってきているものの、まだ本調子とは言えないからしっかり体調を整える。これが一番大事。

無理しないこと、生活リズムを整えること、体力と筋肉をつけること。

生活を整える

これまでの外向きの生活はこれ以上続けられないことがわかったので、30代は持続可能な人生に向けて、生活を整えていきたい。家で過ごす時間も楽しめるように、自分の気に入る家にする。実家の頃から自分の部屋を気に入っていなくて、でもお金もないし、そのうちこの家を出て行くんだから、と思って良くする努力もあまりしてこなかった。一方で妹は家具でも服でも自分のできる範囲で自分の居場所を居心地よくすることが上手だった。今の家は私がお金払って借りている(借りている、だけど)自分の家だし、自分が一番使うキッチンなので、自分が気に入る場所にしたい。理想が高すぎて諦めてしまうところがあるので、一つずつカイゼン活動していきたい。

まずは、仕事でほぼ家にいなかった時に引っ越ししてとりあえず突っ込んだまま整頓されていないキッチン収納を見直して、実家や知り合いの中古をもらってきた冷蔵庫・オーブン・カップボードを新しくしたい。

そして、家の中の掃除・収納・ストックなどの使いやすく掃除しやすいシステムを構築したい。ただしこれは理想が高すぎる可能性があるので、小さくスタートしてアジャイルで素早くPDCA回していけると良いと思う。

あとは、憧れの家にグリーンを置くこと。ちゃんと面倒見られる自信がついてからどんな子がいいか考えて家に迎えたい。

必要なお金と社会とのつながり

仕事については、体調崩す原因にもなったところでしっかり考えるべき。そもそも、人生において働くということをどう位置付けるかを考えてみると、一つは生活や人生の楽しみに必要な分のお金を得る手段、もう一つは社会とのつながりとして承認欲求や自己実現欲求の実現の手段である。必要なお金を得ることは絶対条件だけども、体力と精神をすり減らしてまで人より多くのお金を得ることを目指す必要はないのではと思った。自分のできることを活かして持続可能な仕事を見つけられるといいなあと思う。そして、社会とのつながりという意味では、仕事にそれらの欲求を依存することなく、家族・友人も含めて複数のコミュニティがあるといいと考え始めた。一つの物事に過集中しやすいタイプだけど、持続可能な人生のためにバランスが取れると良いと思う。習い事、地域のコミュニティやボランティアなどへの参加について、今年の早い時期に挑戦してみたい。